住人紹介 - 絵本な宝箱

ジポンに住む住人たち

「絵本な宝箱」の住人たちは、宮本明香のイラスト作品や絵本に度々登場します。

どこか変わったところもあるけれど、愛おしくて仲良くなりたくなるようなキャラクターたち。

きっとあなたの身近にもこういう友人がいるはずです。

「絵本な宝箱」は、大事なオモイデをつくりながら人生という物語を生きるひとたちを、

絵本の１ページ１ページにしていきたいという想いで名付けました。

耳が羽になっているゾウ。色んな大きさがいる。雌雄はない。個体名ではなく種族名。好奇心旺盛で何にでも興味津々。食いしん坊。【登場作品】ぴっちょんぽっちょんおとしものハッピーバースデー思い出の足音イラスト作品

鼻がボタン（スイッチ）になっているウリ坊。気弱なところがあり1人よりみんなと行動をともにしたがる。鼻のボタンはとても気になるが押さない方が身のため。【登場作品】イラスト作品

郵便屋さんになるのが夢で、陸でも手紙を届けられるようにとワニジイに一輪をつけてもらった魚。陸にいる時も水分はこまめに摂るようにしている。【登場作品】思い出の足音イラスト作品

普段はとても気が小さくおとなしいが、春の間だけたてがみの桜が咲くと元気にあちこちを駆け巡る。桜が散ると洞窟に引きこもりなかなか出てこない。【登場作品】イラスト作品

とても綺麗好き。少しでも汚れていると気になって他のことを考えられなくなるので、常にしっぽのタワシでせっせと洗う。「気にしすぎ」と言われることを気にしている。【登場作品】イラスト作品

色んな色のワンピースを着ているようせいさんを複数見かける。普段は森の中にいるが、楽しそうなものを見つけると人のいるところまで出てくることもある。【登場作品】ぴっちょんぽっちょんイラスト作品

昔は優柔不断でやることなすこと全て失敗続きだった。コックの仕事に就いてからは自信が溢れているようだが、よく角の部分がレバーのように動いているのをみかける。【登場作品】おとしものイラスト作品

お花屋さんの女の子。色んな花を求めてよくさんぽをしている。将来は、誰もみたことがないような美しい花を育てたいと思っている。【登場作品】おとしもの

変わった形の器が大好きな陶芸家。でこぼこしたりグニャグニャしたり、どこか欠けていたり、そんなものに目がない。【登場作品】おとしもの

食べることが大好きなワニのおばあさん。実は総入れ歯で「おとしもの」の作中では、落とした入れ歯が罠に間違われた。【登場作品】おとしもの

色んな果物が成っている不思議な木。自分で歩くことができる。果物は1年に1回収穫の時期が訪れる。【登場作品】おとしもの

水中で暮らす仲間たちや人間のくつやさんにバカにされながらも、憧れの陸上で生活することを選んだワニ。くつを作ってもらえないので自分でつくり始めたらいつの間にかくつ職人になっていた。変わったお悩みを持つお客さんがワニジイを頼りにやってくる。【登場作品】思い出の足音イラスト作品

夫と二人のこどもと暮らすキャリアウーマン。仕事をいっぱいとってこれるように、ワニジイに蹄鉄付きのかっこいいパンプスをつくってもらった。【登場作品】思い出の足音イラスト作品

愛に生きる情熱的なフラメンコダンサーのフラミンゴのフラミン子さん。求愛ダンスで世界を魅了するため、今日も自慢のサパトスをカッカカッと鳴らして踊る。【登場作品】思い出の足音イラスト作品

近所のお姉さんが履くハイヒールに憧れているが、男が履くものじゃないと周囲に笑われワニジイに相談にやってきた。ワニジイとの約束を楽しみにしている。【登場作品】思い出の足音イラスト作品

塔の上から朝日が登ると朝を教えてくれるニワトリ。誰かにとっての「朝」がきた時も鳴くしたまに間違えて夕焼けの時も感極まって鳴いてしまうが、本人も周囲もそれでいいと思っている。【登場作品】えほんの塔イラスト作品

利口なミニチュアダックスフンド。大事なオモイデを忘れないためにリュックに入れて持ち歩いている。【登場作品】えほんの塔イラスト作品

牛乳が大好きな乳牛。ちなみに飲んでいるのはちゃんとスーパーで買ってきたもの。なぜか牛乳で酔っ払う。【登場作品】えほんの塔イラスト作品

雲の上で日向ぼっこをしているのでいつもウトウト気持ち良さそうにしている。パリ・ミュゼットを聴きながらうたた寝するのが大好き。【登場作品】えほんの塔

楽しそうなイベントを発見したが、みんなマスクをしていたのでそういうお祭りかと勘違いしてマスクをつけている太陽。早くマスクなしでワイワイ騒げる日が戻ってきてほしいですね。【登場作品】えほんの塔

楽しそうなイベントを発見し、みんなマスクをしていたので自分も礼儀だと思ってマスクをつけている月。早くマスクなしでワイワイ騒げる日が戻ってきてほしいですね。【登場作品】えほんの塔

オモイデを食べて生きるオモイデクジラを追いかけている少年。記憶をなくしているので、たくさんのオモイデを食べてきたオモイデクジラに会えば誰かのオモイデの中に自分を見つけられるかもしれないと思っている。相棒のアビーが空や海から拾ってきたオモイデのかけらも集めているが、自分と関係のないものはゆかりのある人へ返すためアクセサリー職人の三姉妹に渡している。【登場作品】イラスト作品

誰もが生まれつき持っている「ハコ」を持っていないためオモイデをしまっておけない。そのため記録として写真をたくさん撮っている。モノクロの写真なので相棒のココが色をつけてくれている。ココは木の実などから作った絵具をどんぐりのパレットに入れ、しっぽで器用に色付けをする。【登場作品】イラスト作品

ホルンの友人。「ハコ」を持っていない彼女のため、体内ではなく外部に「ハコ」をつくれないか日々研究している。研究中の体外の「ハコ」の名前を「タカラバコ」と呼んでいる。【登場作品】イラスト作品

アクセサリー店を営む三姉妹の長女。空や海に漂っているオモイデをゆかりのある人へ還すため、アクセサリーにして店に置いている。彼女は動物の革を使ったアクセサリーを作ることが得意で、素材も自ら調達しにいくが無用な殺生は好まない。快活な性格。【登場作品】イラスト作品

アクセサリー店を営む三姉妹の次女。空や海に漂っているオモイデをゆかりのある人へ還すため、アクセサリーにして店に置いている。彼女は鉱物や金属、ガラスなど光り物を使ったアクセサリーを作ることが得意。暗いところが好きで、妖艶な性格。【登場作品】イラスト作品

アクセサリー店を営む三姉妹の末女。空や海に漂っているオモイデをゆかりのある人へ還すため、アクセサリーにして店に置いている。彼女は木や粘土を使ったアクセサリーを作ることが得意で、森に素材を探しにいくがだいたい遊んで日が暮れる。天真爛漫な性格。【登場作品】イラスト作品

美術館の館長。博識でいろんな作品の解説をしてくれる。ブラックユーモアが好きなようで、ツボに入ると「ヴァアアアアッッ」とヤギのように笑う。

甘いものが大好きな貴族のお坊ちゃん。普段は可愛いキャラ作りをしているが、実は黒魔術に憧れていて、気を抜くと「ヴェェェェェッ！！」と羊のような声で笑う。ヤギー館長とは遠縁にあたる。

シープリームのお屋敷で働くメイド。甘いものばかり食べるシープリームの歯を全力で磨くのが趣味。実は魔女だがみんなには内緒にしている。

冬のこども。「あたたかい」という気持ちを感じたことがないので「あたたかい」を追い求めてマフラーや手袋などの防寒具をつくっている。つくってもつくってもまだ「あたたかい」が見つからないので増えすぎた防寒具はお店で販売している。【登場作品】イラスト作品

寒い大雪の日にこねこねこがつくった雪だるまの犬。モデルはリュックイヌだそうだが、雪でずんぐりむっくりしているので本人は不服そう。冬の間は外にいるが春から秋はジルマの家の冷凍庫で暮らしている。好物はかき氷とアイス。しっぽは振りすぎてよく取れる。焦ると溶ける。【登場作品】イラスト作品

やきねこのふたごの娘ねこ。柔らかいものが大好きでずっとパン生地をこねている。「ふに〜」が口グセで、ちょっと抜けているところがある。今はまだ二匹でニコイチ。阿吽の呼吸でパンをこねる。【登場作品】イラスト作品

2匹のこねこねこと一緒にパン屋を営むねこ。カフェのジャコウネコーヒーは弟。放浪好きのたびねことフランスで食べたおいしいパンの味が忘れられなくてパン屋を始めた。おっとりしているが芯の強い肝っ玉母ちゃん。【登場作品】イラスト作品

放浪癖があり、一ヶ所に１ヶ月も止まれないねこ。楽しいことやエモいことを求めてあちこちに旅立つ。口グセは「人生は旅だ」

やきねこの義弟。血は繋がっていないが一緒に育った。スタイリッシュでおしゃれなものに目がなく、こだわりのカフェを営んでいる。コーヒーハットからはとてもいい香りがする。おしゃべり好きでモテるが本人は誠実で奥手。たぬきと言われると怒る。

森のケーキ屋さんで働く女の子。隣のカフェとお店が繋がっているのでジャコウネコーヒーとも仲が良い。可愛らしい見た目をしているが、かなりの酒豪。明るく元気な看板娘で物事をはっきりいうさっぱりした性格。誰かをお祝いすることが大好き。

ドウムのスノードーム内に住んでいる人。落雷で割れて倒れていたもみの木のこどもをサンタがこの姿に変えて助けた。ひとりにするのはかわいそうだったので一緒に（？）暮らしている。12月はスノードームから出てくる。

頭がスノードームの森のこども。ドウム自身は喋られないが、家の中に住んでいる者がたまに出てきて代弁してくれる。こどもの割に落ち着きがあるが冒険に憧れている。家の中の人にもらったブーツを大事に履いている。

アジサイ姉妹の母親。毎年6月に出産していて常にマタニティブルー。大変な思いをして産むので、毎度もう出産はこりごりと思うのに産んだ後はやはりこどもが可愛くてまた来年のことを考えてしまう。

アジサイママの娘、いたずら好きのサンとけだるげなアル。あまり口数が多い方ではなく、どこか不気味な雰囲気を漂わせている。

BARを営む梅の木のバーテンダー。寡黙で心根の優しい紳士。明るい時間帯に外を出歩くとウグイスのたまり場になってしまう。

大きなぶどう農園を持っていてワインもつくっている。姉御肌で何かと頼りにされる。 BAIやフラビールとは幼なじみ。

踊りとビールが最高と評判の海の家を営む踊り子。料理は苦手なので出汁まき子に調理をお願いしている。

フラビールの海の家で働く女の子。活発で明るく、誰からも親しまれる。将来は自分の居酒屋を開くため修行中。

ジャコウネコーヒーのカフェで働く女の子。日本の文化に憧れて十二単をイメージした服を着ている。踊ることが好きで、日本の舞とポップダンスを組み合わせた踊りをしたいと研究中。

どこまでも美を追求する売れっ子ビューティーディレクター。乙女心のわかる頼れるイケオネェ。

スイーツ国のお姫さま。プリンスアラモードとしょっちゅうお忍びで国を抜け出すおてんば娘。

スイーツ国の王子。プリンセスアラモードとしょっちゅうお忍びで国を抜け出すじゃじゃ馬ボーイ。

ツッキーと二人で始めた工務店で大工をしている。仕事終わりに海の家で飲むビールを楽しみに生きている。

ハンマーヘッドと二人で始めた工務店で大工をしている。出汁まき子の料理が大好き。

なくした「オモイデ」を思い出させる不思議な力を持っているが、かなりおかたい性格のためそう易々とその力は披露しない。炭鉱で守衛をしている。

複雑な形をした海岸、アゴー湾にたくさん流れ着く「オモイデ」を貝に詰めて珠にし、ゆかりのある人に渡すためお店に並べている。数が多い時はシャインに渡してアクセサリーにしてもらっている。

バイカラーヒールを好むハイセンスなファッションバイヤー。口調や仕草は女性らしいが美しいものが好きなだけで男性の自認がある。ワニジイの甥っ子。

普段は口数が少ないが夜になると森の奥で想いを歌に込めている。昼間はゆったりと飛びながら世界のいろんな物事を眺めている。

オカリナ吹きのハリネズミ。恥ずかしがり屋なのであまり森から出たがらない。ヨルノコトリと一緒にお気に入りの切り株でひっそりとコンサートをするのが好き。

色とりどりに淡く光る繊細なクラゲ。ジェリーが通ると優しくあたたかな光の道が残り、それを見るとみんな幸せな気持ちになる。自分の姿をきちんと見たことがなく自信が持てない。

本名アルフレッド・バーバラ。４才前後で性転換するボタンエビ。今はちょうど変わり目の間性の時期なのでオスの頃の名前「アルフレッド」と次のメスの名前「バーバラ」どちらも名乗っているが、長いのでみんなからは略してエービーと呼ばれている。

えほんタワーで司書をしている。以前から住み着いているリュックイヌと仲が良い。自分でおはなしを考えるのも好きで、よく妄想に耽っている。

この世界をつくっている神さまが下界（ジポン）に降りているときの姿。ジポンでは絵描きとして作品をつくり美術館に収蔵しているが、住人たちと交流する中でいいアイデアを思いつくと天界に帰って新しい住人を生み出している。

フィアは成長過程で自身を灯すためのキャンドルを見つけ、キャンドライトとなる。それが一人前の証。キャンドルという体を手に入れた時点でどんどんと溶け始めてしまうが、残された時間を使ってフィアたちのキャンドル探しを手伝うということは、キャンドライトたちにとって幸福な使命なのである。

たびねこの親戚でカレー屋さんをしている。その日余ったカレーはベーカリーnecoのカレーパンになっている。美味しいカレーで人を元気にしたいと日々熱心にカレーづくりをしているので、味見をして真面目に感想をくれるカレー好きの友達がほしい。

まじめで素直。描いたものが本物になる力を持っていて、負けず嫌いのMちゃんが頑張っている時にお茶やお菓子を描いて応援してくれる。 Mちゃんがめんどくさかっている時は一緒に手伝ってくれる優しい子。

Cちゃんと仲良くなりたくて人間のフリをしている白いねこ。恥ずかしがりで、ねこだとバレないように目を隠しているけど、あまりねこらしさは隠せていない。一緒に絵を描いて遊びたいので、いつもスケッチブックを持ち歩いている。

せっかちな田中さんにいたずらを仕掛けては「のんびりやろうぜ〜」と言ってクールダウンさせる。一緒にアクティブに遊ぶことが大好き。こねこねこたちとも仲が良いので、よくパンを買ってはお裾分けしてくれる。

教会で神官をしている。読書が好きでえほんタワーのしおりちゃんとおすすめ本の話をするのが趣味。難しい本から絵本まで幅広く好む。人のお話を聴いては神界や宇宙について想いを馳せる。聞き役に回ることも多いが、ディスカッションをすることも好き。

小さい頃から神社で巫女さんをしていて、あまり外の世界で遊んだことがない。本当はいろんなところへでかけてみたくて、好奇心旺盛なお友だちと仲良くなりたいな〜と思っている。神社では和食ばかりなのでアイスクリームというものを食べてみたい。

普段は人間の姿をしているが、海に入る時はこの姿になる。実は海の王子さま。イルカのようにはやく泳ぐのでSちゃんを背中に乗せてどこまでも連れて行ってくれる。

バスケットボール選手になることを夢見ているが、実家の料理屋さんを継ぐ人がいないので心配している。自分の夢と家のことについて悩んだ時はKさんに相談する。一緒にいろんなところへ遊びにいくのが好き。

小説家を目指す女の子。いろんなジャンルの本を読むので、Kちゃんと本を貸し借りしながら、お互いの書いた小説を読み合ったり一緒に合作して楽しんでいる。まじめだけど照れ屋なところがあってあまのじゃくになってしまうことも。

いつからか鉱山にいる生き物？どうやら太陽系の惑星から外された冥王星らしいが、意思疎通できる人が限られているので真相はわからない。